ケイの歩く道。

いよいよ。とうとう。この日がやってきました。今日（３／１）はケイの高校の卒業式の日です。そしてケイが小学生の時から憧れ続けたジェイさんの出身大学の合格発表の日でもあります。式典の受付の30分前に発表があるので高校の周辺のコインパーキングに車を駐めてその時を待ちました。時間になってすぐに音声応答システムに電話をかけて指示された通りのケイの番号を打って確認します。結果は『残念ですが…』でした。このパターンだった場合はすぐに電話を切ろうと思っていたのに手が上手く動かなくって最後まで聞いた上にすぐに繰り返すから2回も聞いてしまいました。昨日と一昨日学校へ登校したケイから早慶上智へ決まっているお友達が多いと聞いていたのでケイにも仲間入りして欲しいと思っていたけどケイのご縁のある大学は別の大学でした。ケイにはきちんとこの残念な結果を受け止めて次のステップに繋げて欲しいと思っています。

卒業式に入場するケイは少し大人っぽく見えて受験がケイを成長させてくれたように思えました。卒業式の後は教室に戻ってLHR。子供達に囲まれると混ざってしまうほど若々しい担任の先生は受験生たちより青白い顔をしていました。なかなか結果が出なくてケイがひどく落ち込んだ時にお電話をくださって私まで頼ってしまってなんだか申し訳なかったな～。なんて思いました。

式典ではクラスの代表が受け取った卒業証書を担任の先生が一人ずつ名前を読み上げ渡しその後に生徒が一言挨拶をしました。どの子も先生方やクラスメイトに感謝の気持ちを自分の言葉で述べていて本当に立派です。大切な思春期をこの学校でお世話になれたことを本当に良かったと思いました。

謝恩会は校内のカフェテリアで開催され同じクラスのお母さん達と生徒達の出し物をみたり思い出話などで盛り上がったりしながらあっという間に閉会しました。女子のお母様は何かで接点がないとお顔と名前が一致しない方が多いのですがケイにお世話になったとか家でケイの話が良く出てきた等と声を掛けてくださったお母様が数名いらして嬉しくなりました。小学校から同じこの学校に進み12年間も一緒の学校に通学していたK君のお父様も声を掛けてくださってお話をしましたが別れてからお礼を言いたいことがたくさんあったことを思い出して少し後悔しました。中学の時にお世話になった先生を探してご挨拶をしたのですが中1の時担任の先生だけお会い出来なくて残念でした。家の最寄り駅が同じ駅とお隣の駅のお母様達と学校から駅に向かいました。6年前、この学校に入学することに決まってから学校に向かう時にどんな6年間をすごすのかと想像し友達と楽しくそして中高の学校生活を有意義にすごして欲しいと願ったのが昨日のことのよう。感謝の思いを胸にその道を戻っていけることを親として幸せに感じています。そしてこれからのケイの歩む道に良い友人や良い指導者との出会いがあるように。と願います。同じ高校から同じ大学へ入学する生徒さんが今のところいらっしゃらないので不安もあると思うけどケイなら大丈夫だよ。頑張って。