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義父。 [家族]

11月8日木曜に義父が天に召されました。83才でした。9年間の癌との闘い。お疲れ様でした。今までありがとうございました。どうぞ、安らかに眠ってください。

111113 1108の空
初めてジェイさんのご実家に訪れた際に義父が釣った鮎をいただきました。私は鮎の特別な食べ方が具体的にはわからず普通の魚の食べ方をしました。それを見た義母から「鮎の食べ方知らないの?」と訊かれて固まってしまいました。その時に義父が「どんな食べ方だって美味しく食べてくれればいいんや。こんなにきれいに食べてくれたんだから鮎も釣ってきたわしも嬉しいわ。」と言ってくださってその優しさが嬉しかったです。頑固で厳しくってせっかちだけど愛情いっぱいの義父でした。お通夜は9日。告別式は10日に執り行われました。地域性と宗派の違いに加え私は25年振りに親族としてお葬式に参列したのでなにもかもが私の知っているやり方とは違い驚きの2日間でした。

ジェイさんは喪主を務めましたがジェイさん自身も親族の葬儀に参列する経験がなく本当に大変だったと思います。私は24才の時に父を亡くし深い悲しみの中から立ち上がれないでいたことがありました。そんな時(確か百か日だったと思います。)お寺の住職様がお話ししてくださった言葉があります。細かい言葉は忘れてしまいましたが内容は お墓をお参りしたり仏壇で手を合わせたりという事だけが供養ではなくお父様が生前にあなたに見せてきた生き方、その生き方によってあなた自身が感じたことや影響を受けたことがあるはずです。それを大切に思い出したり今後のご自身の生き方に活かすことによってお父様が生きた証になり供養になるのです。と言う内容だったと記憶しています。今回の義父にももちろん当てはまることです。義父がいなければジェイさんも息子達も存在しないわけですからジェイさんを引き立て息子達を大切に成人させることが義父への恩返しと心得てすごしたいと思います。

111113 イヌハウス
アンディはお見舞いの時にお世話になったイヌハウスさんに1泊させて頂いきました。最終チェックアウトの21時に間に合わせるために初七日を終えて帰り支度をして大急ぎで東海道本線に飛び乗りました。岐阜駅まで義姉に送って頂いている間に調べた新幹線は混雑していてばらばらの席しか取れなかったため1本送らせましたが名古屋までの東海道本線が遅延していてギリギリになりました。最寄り駅に着いてまずイヌハウスに直行。アンディはとてもお利口さんで待っていてくれました。お世話になった皆様、心配してくださった皆様、ありがとうございました。


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